交際費で節税するコツとは? すぐに実践できる方法を解説!!

2022年9月1日
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交際費といえば、得意先との接待をしたり手土産を贈答するようなイメージを持つ方が多いかと思います。また、交際費ってどれが交際費に当たるのか非常に難しいと思いますよね。

今回の記事は交際費で節税するコツについて解説していきます。交際費の定義からすぐに実践できる方法として交際費を経費として扱う手段を重点的にお伝えしていきますね。

交際費について興味がある方や上手に交際費を使った節税方法を知りたい方は最後までこの記事をご覧ください。

 

この記事をぜひ読んでほしい方

・節税を行う中小企業実務担当者

・交際費でうまく節税方法を知りたい方

1.資本金を少なくすることで交際費を経費に扱う

交際費が経費になるかどうかの基準は、以下の通りです。

 

①資本金や出資金の金額が1億円以下の会社の場合

・年間の800万円の控除であるか接待飲食費が50%であるかのどちらか

 

②資本金や出資金の金額が1億円を超える会社の場合

・接待飲食費が50%のみ

 

ちなみにですが、資本金が100億円を超える会社の場合、現在は交際費を経費に扱うことができなくなっています。

2.食事代を1人につき5,000円以内に抑える

 交際費を上手く利用する方法として、少額飲食費を活用しましょう。少額飲食費というのは、食事代を1人につき5,000円以内である接待飲食費のことを指します。少額飲食費は交際費に当たらないので節税するのに大変優遇措置だといっても過言ではありません。

 

少額飲食費に計上するには、レシートや領収書に以下の記載が必要です。

①飲食等の年月日

②飲食等に参加した得意先、仕入先その他事業に関係のある者等の氏名または名称及びその関係

③飲食等に参加した者の数

④その費用の金額並びに飲食店等の名称及び所在地

 

ただし、以下の対象となるものは交際費に当たるので注意してくださいね。

・社内飲食費用

・飲食店の送迎費用

・ゴルフや旅行等の際に行われる飲食費用

・飲食物の詰め合わせの贈答品

3.まとめ

今回は交際費で節税するコツについて解説してきました。特に少額飲食費は交際費に当たらないということで、すぐに実践できる節税方法です。交際費は節税方法がいろいろあるので、すぐに実践できるものがあれば積極的に行うことがおすすめです。