皆さまが働いている会社ではバックオフィスのシステム化がされているでしょうか。コロナ禍からRPAによる自動化やAIによる音声認識や画像認識などIT化が急速に加速しています。多くの会社がDXに向けてバックオフィスのシステム化に向けて頭を抱えているでしょう。
今回はバックオフィスのシステム化のポイントについて解説します。結論からお伝えしますが、会計システムを起点にすれば、バックオフィスのシステム導入は失敗することがほとんどありません。
ぜひ、これからバックオフィスのシステムを導入する担当者には必見の記事となりますので、最後までご覧ください。
この記事をぜひ読んでほしい方
・バックオフィスのシステム化を検討している現場担当者
・システム導入を失敗して再度システム導入を検討している方
1.システム導入するときに会計システムを起点にする理由とは
バックオフィスとは、総務や経理業務などにあたるものです。システムを導入するときに現場がシステムを利用する立場に立つことが重要だと思いますが、さらに、会計システムを起点に考える必要があります。
理由は、従業員や顧客との業務フローで最終的に会計システムが関わってくるからです。例えば、従業員が関わってくるシステムとして、採用管理システムや勤怠管理システム、給与システム、そして、会計システムになるでしょう。これらは人を採用管理し、入社したら勤務時間を管理、月ごとの勤務時間を給与システムに反映、給与システムのデータを会計システムで処理するといった一連の流れがあるからです。
会計システムで特に重要なのはデータ連携です。
データ連携はAPI連携ができればなお良いですが、CSVデータなどのデータの受け渡しができれば大丈夫でしょう。もしデータ連携ができない場合は現場担当者がデータを加工したり、手作業で入力する工数が増えてしまうので、システム選定の際はデータ連携ができるかをポイントに考えてくださいね。
2.業務フローを作成するとシステム導入は失敗しない
では、実際にシステム導入をするときに欠かせないのが、現行システムの業務フローの作成になります。
業務フローのポイントは現行システムとそれに関わってくるシステムの業務フローを書いていきます。そして、会計システムから遡って、今回導入するシステムはどのような業務が楽になって工数を削減できるのかをポイントに検討してみてください。
また、サーバーやPCなどのインフラ部分も入れ替えることでシステム導入の失敗を避けることが可能です。システムに詳しい方でない場合はインフラ部分については見落とすケースが多いので注意してくださいね。
3.まとめ
今回はバックオフィスのシステム化のポイントについて解説してきました。DXによるシステム導入は今後加速していくので、失敗しないためにも会計システムを起点に考えることで失敗することがなくなります。システム導入して工数を削減していくためにもぜひ、業務フローの作成や会計システムとの連携部分を注意してシステムを導入していきましょう。